2016年3月14日~15日

第2回 アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミット

特別フォーカス 医療分野への投資機会 

Summary

アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットは初めての、そして他には例を見ないアラブ-アジアの企業と法人が、これから発展しうる国境を越えたパートナーシップを築く機会の場です。毎年行われるサミットで、発展中のアラブ-アジアの起業家エコシステム(新規事業への投資、立ち上げ、成長といった流れ)をサポートするための投資会議です。

インドに焦点を当てた第1回サミットは、地域市場の再開発をテーマに、2014年12月バーレーン マナマで開催されました。このサミットは、バーレーン王国の商工大臣 後援、インド工業連盟 協賛、そしてシェイカ・ノーラ・ビン・イーサ ビン・サルマン・アール・ハリーファ閣下議長のもと開かれました。

2015年のアラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットでは、アラブ-アジア地域全体で社会的投資利益が成長している領域、すなわち保健医療分野への投資機会に焦点を当てました。
シェイク・ハシナ バングラデシュ首相の庇護の下において、2016年3月14日~15日 バングラデシュのダッカで開催されます。

この分野の可能性を実現するために、今年のアラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットは、共同で開催する専門機関と提携しています。その機関とは、ダッカの保健家族福祉大臣、バングラデシュ政府、人口・開発パートナーズ(PPD)、および、南南協力の促進に専念している26の発展途上国からなる国際的機関です。

今年のサミットの目標は、今日の地域投資を将来的に社会分野への投資へ移行し、流通モデルを提供することです。社会分野への投資において積立モデルを変えることは、民間資本がアラブ-アジア地域の長期資金調達の最も重要な源の一つとなり、ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)に新しく焦点をあてることになります。

このサミットの具体的な目的は、PPD内で行われる会議の議題や女性、子供そして青少年の健康に対しての世界戦略の実現と符合するように計画されており、その両方を拡大しつつ、効率的かつ公平な方法でマルチセクターサービスの提供を維持できる民間セクターからの投資の種類を促進するためハイレベルな機会を提供することです。
アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットは、パートナーシップ、アドボカシー、そして民間セクターからの投資を形成する場所となるでしょう。

アラブ-アジア地域の保健医療において、民間セクターとのパートナーシップに焦点を当てた私たちの幅広いセッション、すなわち訪問中の政府代表団とB2BおよびB2Gの会合の促進、参加国からの代表団による投資機会に関するセッションやネットワーキングイベントは、すべての医療に関わる多変量の組織を支援するためや社会セクターが会合の開催、会議の召集、投資を助けるため、また最もソーシャルグッドを行うビジネスを行うために計画されています。

昨年のアラブ-アジアパートナッシップサミットのように、今年のサミットでも様々な専門家や意思決定者が投資と革新の火付け役になるため、ダッカに集まります。
この二日間で、地域全体の国から保健医療省、商業省、投資省の政府高官、国際的な科学専門家、主要な商社、投資信託会社、医療従事者、製薬会社、病院や医療施設事業者、医療用機器の製造業者、および法人部門、市民社会部門やメディアのグローバルリーダーが、地域医療の現状を査定し、最善の方法を共有し、アラブ-アジア地域全体の保健医療への投資を進めるために提携を構築することとなるでしょう。

また、今年のアラブ-アジアパートナッシップサミットは、専門家のためのサミットでもあり、2015年11月20日~23日 ダッカで開催される第 12回アジア・太平洋地域エイズ 国際会議(ICAAP)の公式提携会議となっています。
ICAAPの議員フォーラムとPPDの閣僚コンクラーベと平行して開催され、26加盟国各国から閣僚が出席します。アラブ-アジアパートナッシップサミット2015では、すでにダッカに集まっている優秀な医療専門家にリソースを提供したり、知見を与えたりすることで専門知識がより豊かになることでしょう。

シェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相によって開かれるサミットの開会式には、PPDのボードメンバー、その地域の国々の閣僚代表団、商工会議所、国際開発パートナー、外交使節団、そして主要分野の省庁、商社、投資会社、メディアの代表者が参加しますので、開会式自体がサミットの特色となっています。

第2回 アラブ-アジアビジネスパートナーシップサミットが、アラブ-アジア地域の保健医療分野において、国境を越えた民間部門からの投資のための出発点、そして、2015年共通の開発課題のための目標となることを願っています。

Introduction

インパクト投資:それは社会的起業家精神と開発分野の未来です。

過去10年間、アジアの経済発展の主要な原動力は、開発援助ではなく、成長と民間活力の復活に支えらています。社会セクターの金融ニーズと地域レベルでの能力構築を重視しているグラスツール・ソリューション(草の根的解決)への同時行動にどのように合うか世界経済が影響を与えることで、「事業活動をすることで、慈善活動をする」という概念がトップに躍り出ました。
2014年9月-世界銀行グループは、国連のすべての女性・子どもの健康のための世界戦略をサポートするためグローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)発足を発表しました。
女性、青少年、子供の保健の成果と生活の質を改善するため、グローバルな取組みを早め、結核蔓延国での380万人の予防可能な妊産婦の死亡、1億100万人の予防可能な子どもの死亡、および2100万人の死産を2030年までに無くすことが目的です。

グローバル・ファイナンシング・ファシリティの発足は、開発資金調達の新しいモデルの縮図であり、開拓、外部からの支援、国内の資金調達、および革新的な経済協力からなる動的なコンビネーションで、政府開発援助に焦点を戻すことです。- そして、民間部門に初めて取り入れます。
私たちが住んでいる地域のニーズ(健康商品、必須医薬品、妊産婦と乳児の死亡との闘い )、社会的企業、公的必要性を軽減するための民間投資のてこ入れ に合わせて民間市場の力を一体化することには、かつて関連性はありませんでした。

これが、社会セクターに影響を与えるため投資の円滑化に焦点を当てた、第2回 アラブ-アジアビジネスパートナーシップサミットの今後展開していく概要になります。

第1回 アラブ-アジアビジネスパートナーシップサミットは、インド工業連盟 協賛、2014年12月 バーレーン マナマで開催されました。シェイカ・ノーラ・ビン・イーサ ビン・サルマン・アール・ハリーファ閣下議長のもと、バーレーン王国の商工大臣の後援で開かれ、すでにアラビア地域全体で、国境を越えた民間投資家のさまざまな関心を非常に多く集めました。

今年の会議は、2016年3月14日・15日、バングラデシュ ダッカの保健家族福祉大臣や人口・開発パートナーズ(PPD)、リプロダクティブ・ヘルス、人口開発の問題に関する南南協力の促進に専念している26カ国の発展途上国の国際的機関と共同で開催されます。

PPDは、女性、子供、青少年の健康とそれに関連する持続可能な開発目標(SDGs)という2015年グローバル戦略の達成のための公約があるため、アラブ-アジアビジネスパートナーシップサミットに強い興味を持ちました。
アラブ-アジア地域の経済発展やグローバル戦略のSDGsと南南協力を助長する権限に相乗効果はありませんが、省庁間のコンクラーベ、そして第12 回アジア・太平洋地域エイズ国際会議と連携して、ダッカでの第2回サミットの共同開催をPPDが申し出ました。

インパクト投資の戦略の先駆者であるPPDのミッションと方法が、私たちのサミットのビジョンを協力して作り上げました。そのビジョンとは次のとおりです。

  • グローバルヘルスケアでの新しいアントレプレナー エコシステムの可能性を理解すること。
  • 地域の医療システムへの民間セクター投資を増加させること。
  •  非営利団体、開発機関、社会セクターを投資の場に引き込む可能性を明確に示すこと。

2015年 アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットでは、大きな影響を及ぼす資金運用に期待しています。すなわち、妊産婦、乳児、子供、青少年の予防可能な死亡を一世代で終わらせる金融的に安全な投資、アラブ-アジア地域全体でより大きな経済力と繁栄、地域経済的な関係と容量共有を強化する国境を越えた企業の誕生が同時に行われるよう促進します。

今年のアラブ-アジアビジネスパートナーシップサミットで、高品質の健康アウトカムが私たちの地域により近づき、また、国連の目標値や経済的繁栄と革新を成し遂げる健康医療に関する考えが生み出されるのを楽しみにしています。

医療保健部門への投資のメリット

魅力的でスケールアップした持続可能な医療保健分野での投資のメリットは、最も効率的で、文書化された社会経済的利益の推進力の一つだからです。女性と子どもの健康の実現に向けた国連の2015年グローバル戦略『Every Woman Every Child』によると、

  • 女性と子供の健康に1ドルの投資すると、経済的・社会的利益を9ドル生み出します。
  • 毎年一人につきたった5ドルの追加の投資で、2035年までに、アラブ アジア地域に多い74カ国の結核高負担国 で500万人の妊産婦や1億4700万人の子供の死亡、3200件の死産を防ぐことになります。
  • 避妊する機会と出生時の熟練したケアの増加で、妊産婦の死亡を50%予防でき、HIVの母子感染を93%削減することになります。
  • 女性と子供たちの栄養不足を予防することで、毎年300万人の子供の命が救われます。
  • 5歳までの子供への十分に調整が図られたプログラムで、慢性疾患の負担とそれに関連した医療費を減らすことになります。

妊産婦、子供、青年の保健医療への投資は、今日ではとても重要です。世界人口のほぼ半数が、24歳以下です。そしてそのことが、膨大に増加する青年の社会的および保健医療分野への投資に影響を与えています。
人口ボーナス同様、青年への保健医療投資にもロングテール現象が見られます。大人の防げる死亡の70%は、青年期に見られるリスク行動にリンクしています。そして青年に投資することでそのリスクを回避することができます。

アラブ-アジア ビジネスパートナーシップの促進と医療保健分野への投資について

1994年に開催された国連の国際人口開発会議(ICPD)は、政策の焦点を開発作業へ大きくシフトした会議です。このカイロ会議で人口、開発、個々のウェルビーイングが相互に関連した関係というビジョンを179カ国で採択されました、この20年間の「行動計画」は、開発イニシアチブの中心に人々を置くため、今もなお継続されています。

持続可能な開発に重要な役割を担う南南協力の実現と受け入れ、そして20年以上経った今では認識が広がったため、ICPD 2014行動枠組みとポスト2015開発アジェンダに積極的に組み込まれています。

国連総会において、最近の持続可能な開発目標の採択により、2015年ガバナンスイベントである人口開発パートナーズの会議、第12回アジア太平洋地域エイズ国際会議、および第2回アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットが、開発機関、政府、医療供給者、医療イノベーター、投資家、そして同様に医療専門家に重要な機会を与えることになるでしょう。

このサミットは、医療保健への民間セクターからの投資を再活性化に適切に合わせており、アラブ-アジア地域におけるリプロダクティブ・ヘルスや妊産婦、新生児、10代の若者に関わる健康(RMNCAH)に、新たに発生した課題に取り組むための変革のツールとして、アラブ-アジア ビジネスパートナーシップを推進しています。
アラブ-アジア ビジネスパートナーシップは、増加した地域的な医療保健への民間セクターからの投資を実現し、さらなる医療インフラの資金調達するため官民パートナーシップの活用、また、持続可能な開発とハイレベルなアドボカシーで現場に利益を提供し、そして長期的には、地域および国内レベルに実際に影響を与えるであろう公益のRMNCAHプロジェクトにアラブ-アジアの民間セクターからの投資への建設的に関与する独自の位置にいます。

発足以来、アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットは、国境を越えたパートナーシップを促進するため、そしてハイレベルなアドボカシー・政策対話・研究・研修・技術協力への専念のために評価を築き上げ、継続しています。

アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミット2015は、バングラデシュで11月、医療保健分野において新しいビジネスパートナーシップを作りながら集中することで高く評価されています。

 

アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミット2015:目標

 

  • アラブ-アジア地域内での国境を越えたビジネスパートナーシップと民間セクターからの医療分野への投資を促進し、容易にすること。
  • アラブ-アジア全域で、ヘルスケアーインフラや設備を進展させるにあたっての民間資本の流れを促すこと。
  • 人口開発パートナーズの加盟国とその他の発展途上国の至る所で、「女性、子供及び青少年の健康のための世界戦略」をサポートする民間部門からの投資を促進すること。
  • 次の理由で、ハイレベルなネットワークとアドボカシーのプラットフォームを提供すること。
    • 地域全体の効率的な医療施設を維持し、その両方を増やすためにアラブ-アジア地域内の民間活力を動員するため。
    • 地域の保健医療分野での国境を越えた投資のサポートを支持し、生み出すため。
    • アラブ-アジア全域でのビジネスパートナーシップの強化のため。
      すなわち、国連事務総長の「女性、子供及び青少年の健康のための世界戦略」を実行し、国家主体、非国家主体の両方に関与するため。
    • 国連が提案した「持続可能な開発目標」の資金調達の主要な手段として、アラブ-アジア地域の民間セクターからの投資を勧めるため。

提携している会議

アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミット2015は、第12回アジア太平洋地域エイズ国際会議(ICAAP12)、人口開発パートナーズ(PPD)の省庁間コンクラーベ、議員フォーラムを含む、3つの主要な会議と提携で同時開催されます。

最初のイベントでは、高官の代表、医療関係者、医療保健分野の技術開発者、および社会セクターの幹部をダッカへ呼び寄せます。次に、PPDの26加盟国から厚生大臣、および政府のその他のメンバーを会議に招き、学習や交流の機会を完全なものにします。

私たちの投資サミットは、シェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相の庇護の下に開催されます。また、承認待ちですが、PPDのボードメンバー、国際開発パートナー、外交使節団、主要部門の省庁、商社、投資信託会社、およびメディアが出席しての開会となります。

高度な参加型対話セッションやセクターに焦点を当てた基調講演、ネットワークイベントが入り混じっている今回のサミットは、大成功を収めたアラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミット2014とはまた違ったものになるでしょう。

 

会議参加者

アラブ-アジア ビジネスパートナーシップサミットは、 アラブ-アジアの企業と法人が団結する、唯一毎年開催される最初の機会となります。そして、発展しうる国境を越えたビジネスパートナーシップを築きあげます。

今年のサミットは、政府高官、PPD加盟国とその他のアラブ-アジア諸国、およびその両方の世界・地域の医療保健分野のステークホルダーが集結します。150人以上がサミットへの出席を希望しています。

  • アラブ-アジア地域各国の保健大臣、人口大臣、商工大臣、財務大臣、計画経済開発大臣
  • 国会議員、政府高官、およびその他の政策立案者
  • 各国の商工会議所の代表者
  • 各国の投資促進機関
  • 国営の保税地域や経済特区の開発機関
  • 輸出振興機関
  • 各地域の商社
  • 銀行・投資信託会社
  • インフラ開発者
  • 医療保健施設の事業者
  • 病院事業者
  • 製薬会社
  • 医療用機器の製造業者
  • 健康保険会社
  • 医科大学、看護大学、一流の医療専門学校
  • UNAIDSやその他の国際機関

若者や女性擁護など多様な分野のステークホルダー、アカデミア、研究機関など他多数

 

 

日 程

2016年3月14日(月)~15日(火)

会 場

バンガバンドゥ国際会議センター(BICC)(バングラデシュ、ダッカ)

※会議はすべて英語でで行われます。